ホームページ制作の依頼、何から始める?相談から公開までの流れと、契約前に確かめること
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この記事でわかること
- 依頼は、載せる内容と、ドメイン・サーバーの名義、公開時期の希望をまとめることから始めるのが編集部の提案です
- 流れは「相談→見積もり→契約→素材の提供・打ち合わせ→制作・確認・修正→公開→運用」の7段階を一例として示しています
- 契約前に、作業範囲と金額、修正と追加費用、著作権、ドメインの名義、解約時の扱いを書面やメールで確かめてください
- 従業員のいないフリーランスに事業者として依頼する場合は、取引条件を書面やメールなどで明示する義務があります
開業の準備を進めるなかで、ホームページを作りたい。でも、何から頼めばいいのかわからない。この記事は、初めて制作を外注する方向けの手引きです。
流れと確認点は編集部の提案です。法律と著作権は、公正取引委員会や文化庁などの公式情報で確かめた内容です。特定の依頼先をおすすめするものではありません。
結論
ホームページ制作の依頼は、載せる内容と名義・公開時期の希望をまとめることから始めます。相談から公開までは7段階で進め、契約前に条件を書面やメールで確かめるのが編集部の提案です。
- 依頼前に、載せる文章・写真、ドメインとサーバーの名義の希望、公開の希望時期をメモにまとめる
- 見積もりと取引の条件は、口頭ではなく書面やメールで残す
- 修正の範囲と追加費用、著作権、ドメインの名義、解約時の扱いを契約前に確かめる
- 従業員のいないフリーランスに事業者として頼むときは、フリーランス・事業者間取引適正化等法の対象になり得ると知っておく
相談から公開まで、どんな流れで進む?
編集部の提案では、相談から運用まで7段階で進みます。公的に決まった手順ではないため、一例として参考にしてください。
まず相談し、作業の範囲と金額、税込か税別かを見積もりで確かめます。納得できたら条件を書面やメールに残して契約し、文章や写真を渡して打ち合わせをします。
制作が進んだら内容を確認し、必要な修正を依頼します。確認が終わったら公開し、その後も営業時間や料金が変わったときの更新など、運用が続きます。
ホームページ制作を依頼する流れ(編集部の提案)
相談
事業の内容と希望を伝え、見積もりを依頼する
見積もり
作業の範囲と金額、税込か税別かを確かめる
契約
条件を書面やメールに残す
素材の提供・打ち合わせ
載せる文章や写真を渡す
制作・確認・修正
内容を確認し、必要な修正を依頼する
公開
確認が終わったら公開する
運用
営業時間や料金が変わったときに更新する
依頼前に何を用意すればいい?
載せる文章と写真、ドメイン・サーバーの名義の希望、公開の希望時期を、わかる範囲でまとめてください。固まっていない項目があっても構いません。これは編集部の提案です。
文章は、事業内容、料金、営業時間、所在地、問い合わせ方法などです。写真やロゴは、誰が撮影・制作したかも控えておきます。
業種別のページ構成は、美容室・ネイルサロンの最初のホームページ、何をどう載せる?も参考にしてください。
ドメインはホームページの住所にあたるURLの部分、サーバーはデータを置く場所です。どちらの名義で持つか、解約したときにどうなるかの希望を整理しておきます。
公開の希望時期は、開業日やチラシの配布日など、理由と一緒に伝えます。予算と、月額か一括かの支払い方の希望も考えておいてください。
依頼前に用意しておくもの(編集部の提案)
- 載せる文章(事業内容、料金、営業時間、所在地、問い合わせ方法など)
- 写真・ロゴと、撮影・制作した人の控え
- ドメイン・サーバーの名義の希望と、解約時の扱い
- 公開の希望時期と、その理由(開業日、チラシの配布日など)
- 予算と、月額か一括かの支払い方の希望
見積もり・契約では何を確かめる?
金額だけでなく、修正、著作権、名義、解約の扱いまで確かめてください。編集部の提案として、確認点を表にまとめました。
| 項目 | 確かめること |
|---|---|
| 作業と金額 | ページ数・機能の範囲、税込か税別か |
| 支払い | 支払期日と支払方法 |
| 修正 | 回数と、超えたときの追加費用 |
| 著作権 | どちらにあるか、移る場合はいつ移るか |
| ドメイン・サーバー | 名義と、解約時の移管(別の事業者への引き継ぎ) |
| 契約期間 | 解約の条件と、公開後の保守の範囲 |
月額制のサービスを検討している方は、ホームページのサブスク(月額制)のデメリットは?で契約前の確認点をまとめています。
フリーランスに頼むとき、どんなルールがある?
従業員のいないフリーランスに事業者として頼む場合、発注する側は取引条件を書面やメールなどで明示する義務を負います[4]。根拠は、令和6年11月1日に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法です[5][6][8]。
公正取引委員会の特設サイトでは、この法律の「フリーランス」を、業務委託の相手方である事業者で、従業員を使用しないものとしています。企業が宣材写真の撮影を委託する例は対象、消費者が家族写真の撮影を委託する例は対象外とされています[4]。
対象になる場合は、業務委託をしたら直ちに、書面か電磁的方法(メールやSNSのメッセージなど)で取引条件を明示します。口頭での明示は認められていません[4]。
明示する事項は、給付の内容、報酬の額、支払期日などです[4]。全項目は特設サイトで確かめてください。
義務の内容は、発注事業者のタイプや業務委託の期間で異なります。発注事業者のタイプによっては、1か月以上の業務を委託した場合に、受領拒否や報酬の減額、不当な給付内容の変更・やり直しなど7つの行為が禁止されます[4]。
自分のタイプにかかるかどうかは、特設サイトの確認チャートで確かめてください。
依頼先が従業員のいる制作会社なら、この法律の「フリーランス」にはあたりません[4]。それでも、条件は書面やメールに残しておくことを編集部はおすすめします。
国の「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」は、令和8年1月1日に改定されています[5]。最新版の本体と別添は、公正取引委員会のページに掲載されています。
令和6年10月の改定時の発表では、別添に契約書面のひな型例があると案内されています[7]。法律についての問い合わせ先は次のとおりです。
- 公正取引委員会事務総局経済取引局取引部フリーランス取引適正化室:電話 03-3581-5479(直通)
文章や写真の著作権は誰にある?
文化庁の「誰でもできる著作権契約マニュアル」によると、著作権法では、実際に作品を作った人が著作者となり、著作権を持つと定められています。写真ならカメラマン、文章なら執筆者です[10]。
依頼者は、報酬を支払っただけでは著作権を取得しません。作品を使うには、著作権者から利用の了解を得るか、契約で著作権を譲り受ける必要があります[10]。
マニュアルでは、著作権の所在を契約書で確認しておくことが重要とされています。譲り受ける場合は、二次的著作物に関する権利(著作権法第27条・第28条)に注意してください。明記しないと、譲渡の対象としなかったと推定されます[10]。
また、作品を無断で改変されない権利(同一性保持権)などの著作者人格権は、譲渡できません。写真のサイズ変更や一部の切除でも、問題が生じる可能性があるとされています[10]。
たとえば、こんな方の場合はどうなる?
以下は想定ケースで、実在の事例ではありません。
ケースA:従業員のいないデザイナーに頼む整体院
開業した整体院の方が、従業員のいないフリーランスに制作を頼む場合は、法律の対象になり得ます。確認チャートでかかる義務を確かめ、条件をメールなどで残してください。
知人が撮った院内の写真を使うなら、サイトへの掲載やサイズ変更の範囲を、撮影者と確かめておきます。
ケースB:従業員のいる制作会社に頼む飲食店
依頼先は、この法律の「フリーランス」にあたりません。それでも、修正の範囲、著作権、ドメインの名義、解約時の扱いを書面やメールで確かめるのが編集部の提案です。
具体的に何をすればいい?
編集部の提案として、今日から進められる手順を4つにまとめました。
- 載せる文章、写真の撮影者、名義と公開時期の希望をメモにまとめる
- 相談時にメモを渡し、見積もりを書面やメールで受け取る
- 上の表の項目を、契約前に依頼先へ確かめる
- 依頼先がフリーランスなら、特設サイトの確認チャートでかかる義務を確かめる
WebDev Pro ならどうなるか
私たち WebDev Pro は、創業・開業したての方や小規模事業者の方向けに月額制でホームページを制作しています。ご相談は無料で、お問い合わせフォームから2営業日以内にご返信します。
ご契約後、必要な情報のご提供と打ち合わせが終わってから制作を始めます。内容がまだ固まっていなくても、お気軽にご相談ください。
料金はすべて税込です。初期費用58,000円はサイト公開時に、月額のライト4,900円、スタンダード5,900円、スタンダード+ブログ6,900円はサイト公開月からお支払いいただきます。
独自ドメインとサーバーの費用は月額に含まれます。月2回までの軽微な文言修正も月額に含まれ、ページや機能の追加は別途お見積もりです。
最低利用期間は、サイト公開日または契約締結日のいずれか遅い日から1年間です。期間内に解約する場合は、経過した月数にかかわらず、制作費相当額58,800円(税込)をお支払いいただきます。
制作物の著作権は、最低利用期間の満了後、または中途解約金のお支払い完了後にお客様へ移転します。
ご相談ください
移管先の手数料や、他のサーバーへの移行作業は含みません。検索順位や売上などの成果をお約束するものではありません。
まとめ
- 依頼前に、載せる文章・写真、名義の希望、公開の希望時期をまとめてから相談してください
- 見積もりと取引の条件は、書面やメールで残してください
- 修正と追加費用、著作権、ドメインの名義、解約時の扱いは契約前に確かめてください。報酬を支払っただけでは著作権は移りません
- 従業員のいないフリーランスに事業者として頼む場合は、特設サイトの確認チャートでかかる義務を確かめてください
出典・参考
- WebDev Pro トップページ(2026/10/18 確認)
- WebDev Pro 特定商取引法に基づく表記(2026/10/18 確認)
- WebDev Pro 利用規約(2026/10/18 確認)
- 公正取引委員会「フリーランス法特設サイト」(2026/10/18 確認)
- 公正取引委員会「フリーランスの取引適正化に向けた公正取引委員会の取組」(2026/10/18 確認)
- 中小企業庁「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律(フリーランス・事業者間取引適正化等法)」(2026/10/18 確認)
- 厚生労働省「『フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン』の改定について」(2026/10/18 確認)
- 内閣官房「フリーランス・事業者間取引適正化等法等に係る取組について」(2026/10/18 確認)
- 文化庁「著作権施策に関する総合案内ページ」(2026/10/18 確認)
- 文化庁「誰でもできる著作権契約マニュアル」第2章3.(2)B(2026/10/18 確認)
株式会社ラクリ WebDev Pro 編集部
東京都足立区の株式会社ラクリが運営する、月額制のホームページ制作サービス「WebDev Pro」の編集部です。創業・開業したての方や小規模事業者の方に役立つ情報をお届けしています。
運営会社: 株式会社ラクリ


